アンティーチョークは、キク科チョウセンアザミ属の葉野菜です。原産地は、地中海沿岸や北アフリカで暑さ・寒さに強い性質があります。
収穫までは、1年ほどかかりますが花を楽しんだり観賞用にも使えます。
畑の準備
- 水はけがよく、風通しの良い場所が栽培に適しています。
- 植え付けの2週間以上前に苦土石灰を100g/㎡撒いてよく耕します。
- 植え付けの1週間前に堆肥2㎏/㎡、配合肥料100g/㎡を撒いてよく耕します。
- 幅100㎝、高さ10㎝の高さの平畝を作ります。
植え付け(種まき)
3月下旬~5月中旬の暖かくなってから種まきをします。発芽のポイントは、暖かくなって種まきすることです。
1つの穴に3粒程種を撒いて埋め戻します。株間は80~100㎝くらいです。横に大きく成長するので余裕を持たせると良いです。
穴は、空き缶や瓶の底を押し付けて深さ1~2㎝の溝を作ります。
植え付け後の管理
水やり
植え付け後1週間くらいは、時々水やりをします。
根付いたら雨に任せて大丈夫です。原産地の地中海は夏場に雨の少ない乾燥した気候です。
追肥
植え付けの2週間後くらいから追肥を始めます。1㎡あたり20~30gの化成肥料を撒きます。
その後も1~2か月に1回同量の肥料を撒きます。
間引き
本葉が2~3枚になったら1本に間引きします。
収穫
種まきした年は、開花しません。収穫は翌年の6月頃になります。花が咲く前のつぼみを収穫します。
つぼみを塩ゆでして、ガクをはがして皮肉を食べます。つぼみの根本がおいしいといわれています。
害虫・病気
ハダニ、アブラムシ、ヨウトウムシなどの害虫がつくことがあります。以下の方法で対処できます。
- トンネル支柱に防虫ネットを張る
- キク科野菜のコンパニオンプランツを利用する
- バンカープランツを植え付ける
- 消毒する
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