アスパラガスの根が空洞化した原因は!?

アスパラガスの生育が良くないので掘り返してみると、多くの根が空洞化してスカスカになっていました。根の周囲の繊維は残っているのでストローのようになっています。

インターネットで調べてみると同じような状態を経験した人も見つかります。今回は、アスパラガスの根が空洞化してしまった原因について考えてみたいと思います。

アスパラガスの空洞化した根の写真

今回、根が空洞化してしまったのはコチラのアスパラガスです。超大株の根株を購入して、2年目になるものです。価格も2000円くらいしたのでショックでした。

本来、大株を秋に植え付けると春からは収穫できるくらいのアスパラが生えてきます。しかし、植え付けて2年目になるにもかかわらず非常に細いアスパラが一本しか生えてきませんでした。

そこで、アスパラガスの根を掘り返して調べてみました。

掘り返してみると、アスパラガスがスカスカになっています。このように、根の9割以上がスカスカになっています。かろうじで生きている根が少しあったので、腐った根を切り落として植木鉢に植えなおしました。

根が空洞化してしまった原因

病気

アスパラガスに多い病気としては、茎枯病があります。茎に紡すい形の茶色い模様がでて、どんどん広がって地上部が枯れてしまいます。地上部が枯れると、根に栄養が補給できなくなり根が腐っていきます。

根が空洞化する病気としては、紫紋羽病というものがあります。この病気は、担子菌類による土壌の伝染病です。根が侵されるのが特徴で、地上部に病徴が現れにくいそうです。アスパラガス以外にも、ニンジンやサツマイモにも被害が出ます。被害地は、土壌消毒が必要です。

水はけが悪く根が腐った

私がアスパラガスを植え付けた場所は、土が足りなくて畝を立てずに植え付けていました。その為、水はけが悪く根が腐ってしまった可能性があります。

未熟な堆肥の投入

アスパラガスの生育には、肥えた土壌が適しているといわれます。その為、アスパラガスの植え付ける場所にはバーク堆肥などを大量に投入していました。

しかし、安い堆肥を使ったので完全に発行しきっていなかったのかもしれません。また、枯れ草なども堆肥として投入したため、土の中で発酵が起こり、発酵熱で根がダメージを受けたり、根自体も発酵菌により分解されてしまった可能性があります。

アリ

アスパラガスを植え付けた場所に、アリの巣が作られていました。基本的には、アリは作物に害を与えません。しかし、調べてみると『トビイロシワアリ』というアリは、野菜の茎・根・実などを食害することがあるようです。主に、アブラナ科の野菜の茎を食べるようです。

根切り虫

アスパラガスを掘り起こしていると、土の中からコガネムシやカナブンの幼虫が数匹出てきました。コガネムシの幼虫は、作物の根を食べる害虫として有名です。

ただし、コガネムシの場合は根を丸ごと食べるので今回はコガネムシの仕業ではないかもしれません。

結論

紫紋羽病により根が侵されたと考えられます。