プランターで栽培している黒竹の葉が、茶色く枯れてしまう原因と、その対処方法について紹介します。

黒竹の葉が茶色くなる
黒竹の葉が茶色く枯れてしまう原因
土の乾燥
黒竹が枯れてしまう原因として多いのが、水のやり忘れなどによる根の乾燥です。黒竹の場合は、根が浅く、さらに乾燥すると直ぐに根が傷んでしまいます。
夏場は、土が直ぐに乾燥してしまうので、水やりを数日忘れると枯れてしまうことがあります。
夏日などに、旅行で水やりができない場合は、敷き藁を敷いたりして少しでも乾燥しないように保護すると良いでしょう。全ての葉が、茶色くなっているようですと、既に竹が枯れてしまっている可能性が高いです・・・
根詰まり
植木鉢で、黒竹を育てる場合は、毎年、ワンサイズ大きな植木鉢に植え替えたり、株分けしたりして根詰まりしないように管理する必要があります。
古くなった根は、栄養や水分を吸収できなくなるため、常に根を成長させ続けなければいけません。根詰まりを起こすと、栄養・水分を吸収できなくなったり、通気性が悪くなり根が腐ってしまうことがあります。
竹の病気
竹の病気としては、「テングス病」というのが有名です。テングス病は、カビの仲間を病原菌として感染します。感染すると葉が小さくなり枝が徒長します。その後は、枝が多数に分かれて密生。最終的には、落葉して枯れてしまいます。
赤衣病は、幹や枝の節部に感染する病気。
日照不足
室内や完全な日陰で育てると葉が茶色く変色して落ちてしまいます。日当たりが良い場所で管理ましょう。真夏の日差しが強い場合は、葉が乾燥してしまいますので水やり時に葉にも水をかけるようにします。
黒竹の葉が茶色くなった場合の対処
原因の究明
葉が枯れてしまった原因が分かれば、対処します。ただし根詰まりなどが原因で、弱っている場合は、植え替えにリスクが生じるかもしれません。
経過観察
見た目だけで現在の状況を把握するのは難しいので、定期的に水やりをしながら経過観察します。
小枝が生きていれば新しい葉が発生します。枝が枯れていても、根本の株が生きていれば竹の子が出てくる場合があります。
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