農業・園芸用には、誘引するために支柱が使われます。(トンネル支柱や棒状支柱など)
この支柱が折れたり、被膜がはがれて金属部分が露出することがあります。
今回は、被膜が破れたり、支柱が曲がった時の対策を紹介します。
支柱破損の対処法
支柱の被膜が破れた場合
支柱の被膜は樹脂でできています。長く直射日光に当たっていると樹脂が劣化してはがれてくることがあります。

支柱の被膜が破れる
はがれて金属が露出すると、錆びて折れやすくなります。対処としては、ビニールテープをぐるぐる巻きにして露出部をカバーします。

支柱の被膜の破れにビニールテープを巻く
グルグルとテニスラケットのグリップの用に撒いていきます。

支柱の被膜の破れにビニールテープを巻く
やや面倒ですが、これによりこれ以上の被膜の破れを防ぐことができます。支柱の色と同じテープを使えば目立たないので見栄えが良くなります。
支柱が折れた場合
かたい地面に無理やり突き刺そうとすると、支柱が折れるっことがあります。折れた場合は、あて木のように棒を添えて結束バンドで縛ります。

折れた園芸支柱の修復
他には、折れた部分を糸鋸で切断して短めの支柱として使うこともできます。
支柱を長持ちさせる方法
早めに支柱を準備する
畑を耕して、時間が経過すると土がどんどん固くなってきます。支柱が必要になってから支柱を設置するのではなく、植え付け時に、設置しましょう。
まっすぐに突き刺す
支柱は、横からの力に弱いです。支柱を突き刺すときは、真上からまっすぐ突き刺すようにしましょう。
ちなみに、100均の棒状支柱とホームセンターの200円くらいの支柱の強度を比較したところ、10%程しか変わらないようです。
百円均一のトンネル支柱を使わない
特にトンネル支柱は、折れやすいです。農家などが使う、グラスファイバー製の支柱を使うと折れる心配がありません。
グラスファイバー製の棒を折り曲げて使用すると良いでしょう。
保管場所に注意する
ほとんどの農機具は、直射日光に弱いです。樹脂の劣化も紫外線による影響です。シーズンが終わり使わなくなったら倉庫または、家の北側に他手掛けておくとよいでしょう。
まとめ
支柱の修理は簡単です。修理して長く使うことでコストを減らせます。
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