メキャベツの育て方

メキャベツはアブラナ科の葉野菜です。原産地は、ベルギーで、涼しい環境が生育に適しています。

7月中旬頃に種まきをして、8月中旬~9月中旬に苗の植え付けをします。苗は、直まき、ポットまきどちらでもいいです。

原産地の環境
原産地のベルギーは、年中雨が多く比較的涼しい環境です。

畑の準備

  • 連作障害があります。アブラナ科野菜を2~3年栽培していない場所を選びます。また、肥沃な土壌が栽培に向いています。
  • 植え付けの2週間以上前に苦土石灰を100g/㎡撒いてよく耕します。
  • 植え付けの1週間以上前に堆肥100g/㎡、配合肥料2kg/㎡撒いてよく耕します。
  • 幅60~70㎝、高さ10㎝の平畝を作ります。可能であれば、黒マルチをすると生育が良くなります。

種まき・植え付け

種まき

畑に直まきする場合は1穴に3~4粒の種をまいて埋め戻します。株間50㎝で1条植えします。(2条植えでは、畝幅80㎝、条間60㎝で植えつけます。)

ポットで育てる場合は、3号ポットに3~4粒まいて埋め戻します。土の表面が乾いていたら、朝に水やりをします。ポットは、涼しい場所で管理します。

苗の植え付け

苗は、本葉が4~5枚になったら植えつけます。ポットで管理するほうが、管理が楽です。

植え付け後は、たっぷり水やりをします。

植え付け後の管理

水やり

種まき後は、2~3日間隔で水やりをします。その後は、日照りが続くようであれば時々水やりをします。比較的、水を好む性質があります。

防虫対策

アブラナ科野菜なのでコナガ、アブラムシなどの害虫被害にあいやすいです。

トンネル支柱を立てて、防虫ネット・不織布などでカバーすると良いです。

生育中の手入れ

しっかりとした本葉を育てるのが収穫のポイントです。本葉15枚くらいになると、脇芽が結球し始めます。

脇芽に日差しが当たるように、下葉を順次切り取っていきます。

収穫

結球した脇芽が25㎜くらいになったら順次収穫します。取り遅れると葉が開いてきます。

害虫・病気

アブラナ科特有の害虫・病気が発生します。トンネル栽培で予防しましょう。

病気は、根こぶカビによる根こぶ病が発生しやすいです。対策は、以下のリンクをご参照ください。

参照:ネコブカビによる根こぶ病