ゴボウの育て方

ゴボウは、キク科ゴボウ属に分類される野菜です。高温性野菜なので生育は、温かい環境が適しています。

ゴボウの栽培は、深く土を耕さないといけないので家庭菜園では大変と思うかもしれませんが「短根種」を育てたり「袋栽培」をすれば庭でも手軽に作れます。

栽培時期は、春(4月下旬~5月中旬)に種蒔きをして秋に収穫する方法と、秋(9月下旬~10月中旬)に種蒔きして春に収穫する方法があります。

品種は、「短根種」と「長根種」に大別されます。極早生の短根種であれば、種蒔きから、3か月ほどで収穫、長根種は、6ヶ月ほどで収穫となります。

掘り起こしも楽なので家庭菜園では、短根種の栽培がおススメです。

畑の準備

ゴボウは連作障害があるので、4~5年ゴボウを育てていない場所を選びます。

耕土が深く水はけがよくて日当たりが良い環境が栽培に適しています。

  • 1㎡当たり120gの苦土石灰を撒いて良く耕します。
  • 1㎡当たり堆肥1㎏、配合肥料150gを撒いて良く耕します。
  • 幅50㎝、高さ20㎝の畝を作ります。

長根種を栽培する場合は、深さ70cmくらいまで耕しておくと真っすぐなゴボウが作れます。短根種であれば、30㎝くらいでよいです。)

また、未熟な堆肥が多いと、根の成長点が当たり根が分岐してしまいます。堆肥は、前作で入れておくか、完熟堆肥を使うようにしましょう。

※ゴボウは、ダイコンやニンジンよりも根が繊細で、枝分かれしやすいです。畑作りは慎重に!

種蒔き

ゴボウの種は、固いのでやや発芽しにくいです。植え付けの前日に、水につけておくと発芽しやすくなります。

畝の中央に0.5~1㎝の溝を作って、すじ播きをします。

支柱などで押さえつけて、溝を作ると良いです。

ゴボウは、光好性種子なので薄く土をかけます。

植え付け後の管理

水やり

発芽するまでは、定期的に水やりをします。

間引き

本葉が2枚くらいになったら、2~3㎝の間隔になるように間引きします。

本葉が4枚になったら10~15㎝間隔に間引きします。

間引いた苗は、お浸し、油いため、てんぷらなどにして食べることができます。

追肥

2回目の間引きの時に追肥をします。

株元から少し離した場所に肥料を撒いて、株元に土寄せをします。1㎡当たり50gの化成肥料を使います。

長根種の場合は、8月下旬頃にさらに追肥を行います。

収穫・保存

極早生では、種蒔きから90日~100日くらい、長根種は、6ヶ月後くらいが収穫時期となります。

そのまま引き抜くと折れるので、株元をスコップで垂直に掘って収穫します。

保存は、畑に20㎝くらいの穴を掘って横に倒して埋め戻します。

冷蔵庫で保存する場合は、冷蔵庫に入る大きさに切って新聞紙で包んでポリ袋に入れて保管します。2ケ月くらいは保管できます。

病気・害虫

病害虫として多いのは、アブラムシです。

事前にアルミを敷いたり、シルバーテープなどを張って予防します。葉裏に発生していたら「希釈した石鹸水」で殺虫します。

夏になると、葉に白い粉を振りかけたような状態になる「うどん粉病」になることがあります。水で洗い流して、「お酢スプレー」をかけると良いです。