カリフラワーは、アブラナ科でキャベツの仲間です。寒さにあうことで花芽をつけるので、夏(7月)に種まきして、10月下旬頃より収穫します。
種から育てる場合は、キャベツと同様なのでそちらを参照ください。

カリフラワーのポット苗
カリフラワーの植え付け
苗は、8月の中旬から9月上旬ころに植え付けします。
植え付けの2週間以上前に、苦土石灰120g/㎡を撒いて良く耕します。
植え付けの1週間以上前に、堆肥2kg/㎡、化成肥料200g/㎡を撒いて良く耕します。
畝幅45㎝、畝高20㎝の畝を作ります。株間45㎝程で植え付けます。

カリフラワー苗植え付け
植穴を掘って、根こぶ病予防の薬剤を投入して土と混ぜ合わせます。
苗を植え付けてしっかりと水やりをします。
害虫対策として、トンネルをして虫よけネットをしておくと良いでしょう。主にモンシロチョウが産卵して青虫が多発します。
コンパニオンプランツとしては、エンドウ、レタスを近くに植えると害虫予防効果があります。

防虫ネット
カリフラワーの追肥
苗が根付いて、葉が展開しだしたら追肥をします。だいたい植え付けから3週間後くらいになります。
肥料を畝の両端に、50g/㎡程ばらまいて土寄せします。しっかりと土寄せをしないと茎が曲がって大きく花蕾が成長しなくなってしまいます。注意しましょう。
カリフラワーの収穫
白いカリフラワーの場合は、花蕾が見えてきたら、葉をまとめて結束して直射日光が当たらないようにします。光にあたると黄色く変色してしまいます。

花蕾が見えてきた
紐で一周撒いく方法です。

紐で一周囲って花蕾を隠す
2枚くらい葉を内側に折り曲げて、花蕾を隠すという方法もあります。

葉を内側に折って花蕾を隠す
こちらのほうが、手間が少ないでしょう。
色付きのカリフラワーの場合は、特に縛る必要はありません。
一般的には、花蕾が15~20㎝くらいに成長したら収穫します。花蕾が見え始めてから2~4週間後くらいです。
花蕾が固く締まって滑らかになった状態が一番おいしいといわれます。
包丁もしくは鎌で切り取って収穫します。取り遅れると風味が低下するので、適時に収穫するようにします。植え付けが遅れたので少し小さめでしたが味は甘くておいしかったです。

カリフラワーの収穫
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