トウモロコシのコンパニオンプランツを紹介します。
トウモロコシのコンパニオンプランツ一覧
相性の良い野菜
インゲン、エダマメ、アサガオ、キュウリ、カボチャ、リーフレタス、ルッコラ
相性の悪い野菜
違う品種のトウモロコシ、トマト
害虫予防
インゲン、エダマメ
インゲン、エダマメなどのマメ科の野菜は、根につく根粒菌の働きで、空気中の窒素を土の中に供給する働きがあります。トウモロコシは、肥料をたくさん必要とする野菜なので、エダマメからトウモロコシに栄養を供給することができます。
また、インゲンやエダマメとトウモロコシはお互いに天敵が異なります。それにより、それぞれの天敵が寄りにくくなるという効果もあるようです。
トウモロコシの株元に、蔓ありインゲンを植えてトウモロコシを支柱代わりに這わすように栽培すると良いです。豆のほうが背が低いので、トウモロコシの南側にインゲンやエダマメを植え付けると良いです。
アサガオ
トウモロコシとアサガオの混植は、アワノメイガの予防によく使われる方法です。アワノメイガは、アサガオを好むためアサガオがトウモロコシのおとりになってくれます。
このように、おとりになってくれる植物のことをバンカープランツといいます。アサガオのほうが、生育が遅いので1~2週間くらい早めに蒔いたほうが良いです。
空間の有効利用
スイカ、カボチャ
スイカ、カボチャを栽培している場所に、トウモロコシを植え付けると、土地の有効利用ができます。スイカは、地表に広がり、トウモロコシは縦に成長します。お互いに、光を遮らないので空間を有効に使えます。スイカ1株当たり、4~6個のトウモロコシを植え付けます。
スイカの株を4方から囲むように少し離して植え付けます。
リーフレタス、ルッコラ
リーフレタスやルッコラをトウモロコシの株元に植え付けると適度な日陰ができて、柔らかい葉が育ちます。
相性の悪い野菜
違う品種のトウモロコシ
トウモロコシは、違う品種が近くにあると交雑してしまいます。風により、100~200m程の花粉が届くこともあります。近隣の畑にも注意して植え付けましょう。
トマト
トマトやキュウリなど背の高くなる野菜を近くに植え付けると、日当たりや風通しが悪くなり生育が悪くなったり、病気になりやすくなります。
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