自宅の庭や空き地で新しく家庭菜園を始める場合は、土を耕すのは大変手間がかかります。また、家庭菜園の面積が広い場合も鍬だと重労働です。
そこで、今回は家庭用で手軽に使える耕運機の種類を紹介します。「野菜畑2022年号」で紹介されていた耕運機2台を紹介しますね。
耕運機とは
耕運機は、畑や田んぼを耕す為の農業機械です。電動式とエンジン式がありますがエンジン式がパワーがあり値段も安価な傾向です。
また、ローターの配置により「車軸ローター式」と「フロントロータリー式」に分類されます。
耕運機の種類
車軸ローター式
車軸ローター式とは、車軸(車輪)の横にロータリーが直結されている仕様です。エンジンの下にロータが付いていて、その重さを利用して耕す感じです。
車軸式としてオススメなのは、ホンダ社の「こまめF220」です。

ホンダ社HPより引用
(https://www.honda.co.jp/tiller/lineup/comame/)
「コンパクト、軽量、安価、取り回しが良い」というメリットがあり、ハンドルが折りたためて、軽自動車や小型普通自動車のトランクに積み込みが可能です。
デメリットは、固い土だと機械が跳ね返って深く耕しにくい場合があります。そのような場合は、複数回往復して耕したり、深く耕す為の交換用ローター(ミラクルローター(720))などに交換すると良いです。
また、タイヤがローターより小さいので平地の移動時にがたつきます。別売りの二輪移動用タイヤを付ければ移動もスムーズになります。(セット販売もあります)
30~100坪程度の家庭菜園なら、これで十分です。
フロントロータリー式
フロントトロータリー式とは、機械の前方にローターがあり。ローターの前後にタイヤが付いている仕様です。オススメなのは、ホンダ社の「サ・ラ・ダFF300」です。

ホンダ社HPより引用
(https://www.honda.co.jp/tiller/lineup/salad/ff300.html)
タイヤが前後にあり、直進性が良く、ローターに自分の足が巻き込まれるというような危険性がありません。初心者、高齢者にも扱いやすいのはコチラでしょう。
また、前輪の位置を調整することで耕うんする深さを調整することができます。
デメリットは、サイズが大きくなるのと、価格が高いことです。価格は車軸式の2倍程の値段です。30~100坪くらいまで対応できます。
オススメの耕運機
軽トラなど所持していなくて、いろいろ持ち運ぶ場合は、車軸ローター式が便利です。価格も、10万円程度で入手できます。
軽トラックなどを所持していたり、家庭の近辺で使用する場合はフロントロータリー式が便利です。作業の労力は、車軸ロータリーより少ないでしょう。
まとめ
鍬で耕すのも、程よい運動になりますが、ある程度広い畑なら耕運機が便利です。
ホンダ社以外にも、「クボタ、ヤンマー、イセキ」なども有名メーカーで信頼できます。ホンダの特徴はエンジンが丈夫で壊れにくいと感じます。
ホームセンターで聞いたことないメーカーの耕運機はかなり安いものもありますが、長く使うならしっかりしたメーカー品を使うのが安全で長く使えます。
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