エンダイブの育て方

エンダイブは、キク科キクニガナ属の葉菜です。原産地は地中海沿岸で、涼しい気候が生育に適しています。

3月頃に種まきして、5~6月に収穫する春まきと、8~9月に種まきして11~12月に収穫する秋まきで栽培できます。

畑の準備

  • 植え付けの2週間ほど前に、苦土石灰100~150g/㎡をまいて良く耕します。
  • 植え付けの1週間ほど前に、堆肥2㎏、配合肥料100gをまいて良く耕します。
  • 幅60㎝、高さ10㎝の平畝を作ります。(2条植えの場合)

エンダイブの植え付け

支柱などを畝に押し付けて、植穴を2列作ります。

植穴に、2~3㎝の間隔で種を蒔いていきます。条間30㎝で2列で種をまきます。浅めに植え付けるのが発芽のコツです。

植え付け後の管理

水やり

発芽率が悪いので、しっかりと水やりをして発芽させるのが大切です。発芽するまでは、週に1~2回は、水やりをしてやります。

間引き

発芽したら、苗が重なってきた場所を間引きしていきます。

最終的には、株間20㎝くらいまで間引きします。

紐で縛る

エンダイブは、肥大しすぎると緑が濃くなり葉が固く苦みが強くなります。

ある程度の大きさになったら、外葉をまとめてヒモで縛って太陽の光を遮ってやります。そうすると柔らかい葉が生えてきます。

エンダイブの収穫

収穫が遅れると肥大して苦みが強くなります。

ある程度の大きさになったら早めに収穫しましょう。光を遮っていれば、肥大しても味が落ちません。

エンダイブの病気・害虫

キク科の病害虫が発生します。頻度が多いのが、アブラムシです。

トンネル支柱を建てて、不織布でカバーするか、シルバーマルチなどで対策します。








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