ニラがおいしくなるコンパニオンプランツは、アカザです。また、ニラは他の野菜の病害虫を防ぐ効果があります。ウリ科、ナス科では病気予防、アブラナ科の害虫予防になります。イチゴとレタスと一緒に植えると生育が悪くなるので避けましょう。
ニラのコンパニオンプランツ一覧
相性の良い野菜
アカザ、コマツナ(アブラナ科)、ゴーヤ(ウリ科)、トマト(ナス科)、プラム
相性の悪い野菜
イチゴ、レタスは、ニラと一緒に植えると生育が悪くなります。
野菜別のコンパニオンプランツ
アカザ
アカザは、畑に生えてくる雑草です。やや肥えた場所に生えてきます。
ニラを植え付けている場所に、アカザが生えてきたらそのまま残しておくと柔らかくて質のいいニラが育ちます。アカザの根は、直根で深い場所から水を吸い上げます。その為、ニラは水分を吸いやすくなります。
また、真夏にはアカザが地表を覆って、マルチの代わりになります。
コマツナ
刈り取ったニラを、コマツナの周囲に敷いておくとダイコンサルハムシを忌避することができます。ダイコンサルハムシは、アブラナ科の野菜に付く害虫で、葉をレース状に食い荒らします。
ダイコンサルハムシは、ニラの匂いが苦手です。特に、ニラを刈り取とった傷口から出る液体の匂いが効果的なので刈り取ったニラを撒くと良いです。
コマツナ以外にも、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ミズナ、カブ、ダイコン、チンゲンサイなどのアブラナ科全般に使えます。
ゴーヤ・ナス科
ゴーヤの苗と、ニラの苗を同じ植穴に植え付けるとゴーヤの病気予防ができます。ニラなどのネギ類は根にバークホーデリア・グラジオリーという細菌が共生します。この細菌は、抗生物質をだして病原菌を抑制します。ウリ科の他に、ナス科(トマト、ナス、ピーマン)も同様に効果的です。
互いの根が絡み合うように、ゴーヤ1株にニラ3本ずつを左右囲むように植え付けます。
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