ピーマンのコンパニオンプランツ

ピーマンの収穫

ピーマンとの混植についておススメの野菜を紹介します。

コンパニオンプランツ一覧

相性の良い野菜

つるなしインゲン、ナスタチウム、ラッカセイ、ニラ、ホウレンソウ、レタス

相性の悪い野菜

ナス科の野菜

野菜別の詳細

つるなしインゲン、エダマメ、ラッカセイ

ピーマンの株間につるなしインゲンを植え付けると、互いの生育が良くなります。つるなしインゲンがナスの株元を日陰にして、土壌の乾燥を防ぐほか、土を肥沃にする働きがあります。

また、科が異なるのでピーマンに付くアブラムシ・ハダニはナスを忌避して、インゲンに付くアブラムシはピーマンを忌避します。よって、お互いの害虫被害も減少するといわれています。

つるなしインゲンの代わりに、エダマメラッカセイを用いても良いです。

ナスタチウム

ナスタチウムは、テントウムシなどの益虫を畑に呼び込む働きがあります。苗で購入するとコストがかかるので、4月頃よりポットに種蒔きをして育てておくと良いです。

ニラ

ピーマンの根元に、ネギやニラなどのネギ類を一緒に植え付けると、病気や害虫予防になります。ネギ類の根に付く微生物(バークホーデリア・グラジオリー)の働きで青枯病を予防することができます。

ピーマン1株に対して、2~3本のネギを植え付けると良いです。ネギを使う場合は、3~4月頃より葉ネギの種を植え付けて苗を育てておきます。ニラの場合は、生育に時間がかかるので前年の9~10月に種まきをして育てておきます。

ニラの匂いは、害虫予防にも効果があります。

ホウレンソウ、レタス

秋になりピーマンの収穫が終わる少し前に、ピーマンの畝の空きスペースにホウレンソウを植え付けると良く育ちます。ピーマンの残肥をホウレンソウが吸収したり、ピーマンが寒風や霜よけになります。

ホウレンソウの代わりに、『レタス、ターツァイ、タカナ、カラシナ、ワサビナ』などの寒さに強い葉野菜も使えます。