ネギは、コンパニオンプランツの代表といえる野菜です。ナス科野菜の青枯病やウリ科野菜の蔓割れ病を予防してくれます。
春野菜のコンパニオンプランツとして利用するなら、畑の空きスペースやプランターなどに種まきしておけば5月半ばくらいには移植するのにちょうどよいサイズになります。もちろん、苗から購入して利用しても良いです。
ネギのコンパニオンプランツ一覧
相性の良い野菜
イチゴ、ウリ科(カボチャ、メロン、スイカ、キュウリなど)、ナス科(トマト、ナス、ピーマンなど)、アブラナ科(カブ、チンゲンサイ)、ニンジン
相性の悪い野菜
ダイコン、豆類、レタス
野菜別
ニンジン
ニンジンなどのセリ科の野菜と混植するとお互いの害虫を予防することができるといわれています。列違いに植え付けると良いです。葉ネギ、長ネギどちらでもよいです。
イチゴ
イチゴを植え付けてる株間に、長ネギを植え付けるとイチゴの病気・害虫予防に効果的です。長ネギの代わりにニンニクがより効果的です。
ウリ科・ナス科
ウリ科やナス科の野菜と長ネギを混植すると多くの病気を予防することができます。また、トマトと混植するとネギの害虫も減少します。
ウリ科やナス科の野菜と一緒に植え付けるときは、苗の植え付け時に植穴を掘った穴に、ネギの根を植穴に広げてその上に根鉢が乗るように植え付けます。
そうすると、お互いの根が絡み合います。ウリ科やナス科の苗1つに対してネギは2本くらいっしょに植え付けると良いです。
カブ・チンゲンサイ・コマツナ
アブラナ科のカブとネギ属のネギを混植するとお互いに害虫が異なるので、被害が減少します。また、適度にネギが肥料を吸収してくれるので、カブが肥料過多を防いで甘くて形の良い株に育ちます。
列違いで15㎝くらい離して葉ネギを植え付けると良いです。カブの代わりに、チンゲンサイやコマツナなどのアブラナ科の野菜も使えます。
相性の悪い野菜
ダイコンとネギを混植すると、ダイコンの又割れが発生しやすくなります。豆類は、マメ科の根に付く根粒菌がネギの根に付く細菌の抗生物質により遠ざけてしまいます。レタスと混植するとお互いの生育が悪くなるといわれています。
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