メロンは、病気になりやすい為、病気に強い接ぎ木苗を購入して育てるのが一般的です。しかし、コンパニオンプランツを利用することで種から育てた自根苗でも病気を予防することができます。
メロンのコンパニオンプランツ一覧
相性の良い野菜
長ネギ、チャイブ、スズメのテッポウ
相性の悪い野菜
インゲン
病気予防
長ネギ
長ネギとメロンを混植すると、メロンの病気予防になります。ネギ科の野菜の根には細菌が共生しており、抗生物質を出して蔓割れ病などの病原菌を減らします。
メロンの苗と同サイズの穴を掘って、ネギの根の上にメロンの苗を植え付けます。メロンの根が伸びると、長ネギの根と絡み合います。ネギは、苗を購入するか、3月頃に種まきをして育てておくと良いです。
メロン1株に対して、ネギ2株を同じ植穴に植え付けます。
チャイブ
チャイブは、ヒガンバナ科ネギ属のハーブです。長ネギと同様に、蔓割れ病を予防する効果があります。
植え付け方は、長ネギと同様に同じ植穴に複数本植え付けます。長ネギよりも、細いので多め(10本くらいの束)で植え付けると良いです。
敷き藁の代わり
オオムギ・マルチムギ
メロンの苗を植え付けた後に、畝の全体や通路にオオムギの種をばらまいてレーキで軽く土をかけます。春に植えたオオムギは背が高くならずに、そのまま敷き藁の代わりに使えます。
スズメノテッポウ
スズメノテッポウは、畑などに勝手に生えてくる雑草です。この雑草が、畑に生えている場合は抜かずにそのままはやしておけばメロンの生育に役立ちます。5~6月くらいになると花穂が出てくるので草丈10㎝位で刈り取ります。花穂を刈り取ると放射状に広がります。
メロンのツルを巻き付けたり、土の保温、泥羽防止、益虫を集めたりなど、メロンと相性抜群の雑草です。
相性の悪い野菜
インゲンは、メロンと同様に、センチュウを増やすので混植は避けた方が良いです。
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