ミニトマトの育て方

ミニトマトの画像

ミニトマトは、病気や害虫に強く、苗から育てれば初心者でも簡単に栽培することができます。

今回は、種から栽培する方法を紹介します。種から育てれば、いろんな品種を育てることができます。少し手間がかかりますが、家庭菜園に慣れてきた方は挑戦してみてください。

苗から育てる方は、「植え付け・定植」から読んでください。

ミニトマトの種植え

種植えの時間は、午前中がベストです。種は、水やりをしてから4~5時間後の温度を感知します。その時の温度が、発芽に適した温度でないと発芽しにくくなります。

まずは、4号のポットを用意して、種まき専用の培養土を入れます。ポットの上から、水をかけて事前に土を湿らせて置きます。

ポットの中心に直径3cm、深さ1cmくらいの穴を開けて2~3個の種を撒きます。それぞれの種は、近づきすぎないようにします。

ミニトマトの種をポットに植え付ける画像

ミニトマトの種をポットで育てる

種を撒いたら、表面が水平になるように覆土します。ミニトマトの種は、小さいので土をかけすぎないように注意します。芽は、小さいので土を持ち上げる力が弱いです。

翌日の朝から、水やりをします。ミニトマトの種は、ジョウロで水やりをすると、水流で種が流れてしまう恐れがあります。

水を貯めた容器にポットを漬けて下側から水を吸わせるか、霧吹きで水を吹きかけるようにします。

霧吹きの場合は、一つのポットに付き5~10回くらいの量が目安です。

ミニトマトのポットに水やり

霧吹きで水やり

ミニトマト発芽後の管理

ミニトマトの双葉の画像

ミニトマトの双葉

発芽後は、少し温度を下げて管理します。ハウスや室内で管理する場合は、水をやりすぎないように注意しましょう。(特に夜間の水やりは徒長の原因となります。)

ただし遅霜には、注意しましょう。一晩で全滅してしまいます。ホットキャップやハウスで管理しましょう。10℃以下で冷害を受けます。

ミニトマトの間引き

本葉が2枚ほどになったら、間引きをして1本にします。日当たりのいいところで管理して、水を与えすぎないようにします。(この時期が最も徒長しやすいです。)

徒長してしまった場合は、「胚軸切断接ぎ木法」で対処できます。

ミニトマトの植え付け・定植

1番花が咲き始めたら定植の時期です。本葉7~8枚目の位置より花が咲きます。

市販の苗の場合は、3号(9cm)と小さいので、4~5号ポットに移し替えて1番花が咲くまでは、ポットで育てます。

定植が速いと、樹勢が強くなりすぎて着果が悪くなる可能性があります。

地植えの場合

  • 定植の2週間以上前に、苦土石灰約150g/㎡を撒いてよく耕します。
  • 定植の1週間前に、堆肥3㎏/㎡、化成肥料150g/㎡を撒いてよく耕します。

一条植えでは、畝幅50cm以上、株間50cm以上、畝高10cmを確保します。ミニトマトは、水はけの良い土壌を好みます。水はけが悪い土地の場合は、畝を高めに作ります。

黒マルチを張って、支柱を立てます。

苗穴を作り定植します。

二条植えでは、畝幅120cm、株間50cm、条間60cm、畝高10cmが目安です。支柱は、合掌式にするといいでしょう。

ミニトマトの露地栽培

ミニトマトを地植えで栽培

鉢植えの場合

トマトは、生育期間が長く、さらに根の成長が著しいです。その為、できるだけ大きな植木鉢、プランターを用意します。

最低でも、植木鉢であれば最低でも12号程度、プランターも大型のサイズのものを用意します。

小さな植木鉢で栽培すると、2~3段の花房までしか、まともに収穫できません。

ミニトマトの鉢植え画像

ミニトマトの鉢植え

ミニトマトの水やり

地植えの場所

植え付け1週間くらいは、根付いていないので土が乾燥しているようであれば、水やりをします。

その後の水やりは、なるべく控えます。トマトの原産地であるアンデス高地は、雨が少なく乾いた土地です。

その為、トマトは乾燥に強く、深くまで根を伸ばして地中の水分を吸い上げることができます。ただし、日照りが長く続いて葉がしおれるようであれば、水やりを行います。

鉢・プランターの場合

鉢植えやプランター栽培では、土の容量が限られて乾燥しやすい状態です。土の状態を見ながら早朝、もしくは夕方に2~3日に1回ほど水やりをします。鉢植えの場合は、表面の土の状態だけでなく、土を少しほじくって少し中の状態まで確認します。

表面が乾燥していても、中が湿っていれば水やりの必要はありません。

脇芽採り

ミニトマトは、ほっておくと脇芽がどんどん生えてきます。脇芽を放置しておくと、果実や主枝が成長する為の養分が奪われてしまいます。

見つけたら、早めに手で摘み取っておきましょう。

ミニトマトの脇芽の説明画像

ミニトマトの脇芽

脇芽は、節間の葉の付け根から発生します。摘み取った傷口が乾燥しやすい、晴天時に行います。ハサミを使うと傷口に菌が入り込む可能性があります。手で摘み取るのがポイントです。

ミニトマトの追肥

地植え

植え付けの1か月後より、2~3週間おきに化成肥料30g/㎡を株の周りに散布するのが目安です。

肥料の持ちは、土壌によっても異なります。葉の様子などを見ながら、適量調整しましょう。

栄養状態の見方としては、ミニトマトの生長点から15cmくらい下までの茎や、葉の状態を確認します。

  • 栄養不足
    葉の色が薄く黄色味が強くなっている。葉が上に向く。茎が細く節間が伸びている。
  • 正常
    葉が下側に軽く曲がっている。茎の太さは1~1.5cm
  • 栄養過多
    葉の緑が濃く茂っている。葉が強く内側に巻いている。茎が太く節間が短い。

鉢・プランター

植え付けの1ヶ月後より、2~3週間おきに化成肥料10gを株の周りに散布します。

ミニトマトの収穫

収穫は、開花後40~50日程度です。実の全体が赤くなったら収穫します。熟したものから、一粒づつ摘み取ります。

ミニトマトの実の収穫画像

ミニトマト収穫

露地栽培では、5段目の花房まで収穫できれば成功だと言われています。大きめの植木鉢を使用したり、露地栽培ではかなり長く収穫ができます。

次々に、実っていくミニトマトですが上段に行くにつれて次第に品質が悪くなります。そのようなときは、破棄したほうが良いでしょう。

破棄する場合は、根を地中から抜いた後に、根をチェックします。根にこぶのようなものができていた場合は、根こぶ病の菌が増加している証拠です。連作は、控えるようにします。