スイカ・メロン栽培で敷き藁の代わりになるもの

スイカを地這いで育てるには、敷き藁が必要です。しかし、稲作をしていない場合は、入手が難しいです。

そこで今回は、スイカやメロン栽培で敷き藁の代用として使えるものを紹介します。

敷き藁の代用品となるもの

まず、市販品としてワラのかわりシート1x10mが販売されています。少々値段が張りますが、4~5年は使えるようです。

その他、敷き藁の代用として100均などでも買えるのは、「布繊布、すだれ、防草シート、」です。これらは、スイカやメロン栽培での敷き藁の代わりに十分代用できます。

無料の資材で行うなら、ススキなどイネ科の雑草やスギナを刈り取って乾燥したものも使えます。

時間があれば、円麦、ライムギなどの種を購入して栽培するとよいでしょう。

また、支柱を組んで空中栽培をすれば敷き藁自体が不要となります。

敷き藁の代用品の詳しい使い方

敷き藁の代用品の使い方をもう少し詳しく説明します。

・すだれ

スイカ栽培で、敷き藁の代わりに使う資材としては最もポピュラーな資材かと思います。敷き藁とほぼ同様の効果が得られます。

ただし、買おうと思うとすだれってけっこう高いです。もし、家庭内に古くなって使わなくなったすだれがあるのであれば使用するといいですが、ない場合は、他のものを使ったほうが良いでしょう。

・防草シート、布繊布

100 均にて防草シートは、1m×2mのサイズ、布繊毛は2×5mが販売されています。防草シートは、一株当たり2枚くらいあればいいでしょう。

防草シートは、風で飛ばないようにU字ピンで固定するか、石などの重りを載せます。長く使いたいなら穴を開けないほうがいいです。

敷き藁の代わりに防草シート

防草シートで敷き藁の代わり

防草シートの場合は、蔓すべりをしますが、数年使えます。シートを使う場合は蔓が風で動かないように蔓をUピンなどで固定するか、ところどころに石を置いて、蔓が風で移動しないようにすると良いです。

不繊布は、光が透過するので防草の効果が弱いです。ただし、不繊毛の場合蔓が絡んでくれるので蔓すべりも防げます。(私も、最近では100均の不繊布を使っています。)

・雑草

ススキ、トウモロコシなどのイネ科の植物は、稲作をしていない農家などはマルチとして使用しています。

ススキは、川沿いなどに生えています。公共の場所であれば、個人で使う程度であれば大抵は採取の許可をしてくれます。

ススキ以外にも、イネ科の植物は日本国内に数百種類あります。単子葉の雑草(細長い葉の雑草)は、たいていイネ科です。下の画像は、エノコログサ。通称は猫じゃらしと呼ばれるもので庭に勝手に生えてきます。

枝豆やナス、キュウリのマルチにも使っています。小範囲に使うなら、おすすめの方法です。

エノコログサの画像

エノコログサ

枝豆に敷き藁をした画像

枝豆に雑草の敷き藁

雑草は、カマで刈り取って、そのままでも使えます。1週間くらいで、枯れて茶色くなります。もし、種が実っていたら先端をカマでとって使います。畑に雑草が増えると困りますので。

イネ科の植物以外にも、スギナなどもマルチとして使えます。

・腐葉土

腐葉土を土の表面に敷くと、泥ハネ効果があります。購入すると安くはないので雑草などを集めて自作すると良いでしょう。

関連記事:雑草で堆肥を作る方法

・市販品

「ワラのかわりシート、わらイラズ、ワラサラバー」などの商品が販売されています。

1×10mで2000円程、1×50mで5000円程です。5年程度使えるようなので通販で敷き藁を購入するよりは経済的です。また、ワラのかわりシートはシルバーで光を反射するのでウリハムシやアブラムシ予防になるのが嬉しいポイントです。

小苗のころはウリハムシを予防しないと葉を食い尽くされてしまいます。

・空中栽培

支柱を組んで空中栽培すれば、敷き藁がいりません。雑草対策で株元にマルチだけしておけばいいでしょう。小玉スイカであれば、それほど丈夫な支柱は必要ありません。合掌式なら簡単です。

2.5mの支柱を使うと良いですが、百均で買える2.1mの支柱がコスパ良いです。

スイカの空中栽培の画像

スイカ空中栽培

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・麦を育てる

使うまでに3ヶ月くらいの余裕があれば、麦を育てると良いでしょう。ホームセンターにライムギ、円麦など緑肥用の種が販売されています。これらの緑肥は、雑草並みの生命力があるので荒れ地でも簡単に育ちます。

特に、ライムギは、大きく伸びるのでたくさんの敷き藁を作れます。春から夏に植えると2~3ヶ月で育ちます。畝を作らなくても、植穴を作って覆土さえしておけば後は、ほったらかしでオッケーです。

ライムギの画像

ライムギ

 

円麦の画像

円麦

敷き藁の役割は?

そもそも敷き藁って何のために必要かもまとめました。これを知っておくと、身近に代用できるものに気づくかもしれません。

・泥はね
泥ハネ予防が最も重要な役割です。

野菜が病気になる原因となる菌は、土の中に含まれます。敷き藁で土を覆うことで、スイカの蔓や葉に泥が付くのを防ぎます。

・土の水分量の緩衝作用
天気が良いときは、土が乾燥することを防ぎます。逆に、雨の時は藁が水分を吸い込んで土が湿りすぎるのを防ぎます。

・防草
畑に雑草が生えるのを防ぎます。草が生えると、スイカを育てるための土の養分が奪われたり、日当たりが悪くなります。

・地温の上昇抑制
夏植え秋採りでスイカの路地栽培する場合は、小苗の暑さ対策として敷き藁マルチで地温の上昇を防ぐことが推奨されています。