パパイヤは、果樹ですが生育が早いので苗から育てれば野菜感覚で育てることができます。今回は、パパイヤを苗から育てる方法を紹介します。
植え付けの準備
苗の入手
種から植える場合は、2月頃から植え付けます。保温しながら、温度管理して発芽させます。苗から、育てる場合は5月頃に植え付けます。苗は、園芸店やホームセンターで販売されていることがあります。売っていない場合は、通販やメルカリなどで購入すると良いでしょう。
年内に収穫するために、極早生品種(ベニテングなど)を選ぶと良いです。背が低いうちに結実するので、収穫前に枯れてしまうことを防げます。露地栽培では、冬越しするのは難しいです。
苗の植え付け
冬に枯れるまでに、いかに早く結実させて収穫させるかが勝負となります。4~6月までには植え付けます。
早めに植え付ける場合は、行間などを建てて保温してやると生育が良くなります。
植え付け後の管理
追肥
毎月、1株当たり30g程の化成肥料を施します。
水やり
地植えでは、基本的に水やりは不要です。ただし、葉が大きくて蒸散の量が多いので日照りが続くようなら水やりをします。梅雨明けからは、株元に敷き藁などをしてやると良いです。
パパイヤの収穫
収穫・保存
開花後、結実して完熟するまで4~6ヶ月かかります。露地で栽培している場合は、寒くなると枯れてしまうので未熟な果実を収穫することになります。
未熟な果実は、サラダや天ぷら、炒めたりして食べることができます。
また、パパイヤは常温で保存して追熟させることができます。果実全体が黄色くなるまで待てば、フルーツとして食べることができます。
越冬
パパイヤは、平均気温が15℃くらいになると成長が止まります。さらに、5℃以下になると枯れてしまいます。その為、日本の気候では露地で越冬させるのは少々難しいです。植木鉢で育てている場合は、室内に移動させれば越冬させることができます。
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