ラッカセイは、マメ科ラッカセイ属に分類される野菜です。日当たりが良く暖かい場所での栽培に向いています。
5月頃より種蒔きをして、収穫は10月以降となります。
ラッカセイの種まき
ラッカセイの種まきは、5月上旬頃より行います。畑に直播きするか、ポットやセルトレーに種まきをして育てます。
3号ポットに、2~3粒蒔きます。本葉が2枚くらいになったら、1本に間引きします。
種は、乾燥気味のほうが発芽しやすいです。乾いたら水を与えるぐらいの水やりでいいです。
畑の準備
マメ科は、連作障害が出やすいので3~5年マメ科を育てていない場所に畑を作ります。実は、土の中にできるので堆肥を多めにすき込んでフカフカの土にしておきます。
- 1㎡あたり100gの苦土石灰撒いて良く耕します。
- 1㎡あたり2kgの堆肥、120gの配合肥料を撒いて良く耕します。
根に根粒菌が付くので、元肥は少なめで良いです。栽培期間が長いので、堆肥をしっかりとすき込むのがポイントです。 - 幅60㎝、高さ10㎝の平畝を作ります。
植え付け
苗は、5月下旬頃より植え付けます。本葉が2~3枚くらいです。
株間30㎝程で一条植えします。
種を直播きする場合は、1ヵ所当たり2~3粒、深さは、2~3㎝くらいで植え付けます。
植え付け後は、たっぷりと水やりをします。
植え付け後の管理
土寄せは、2回ほど行います。
1回目は、6月頃に花が咲き始めてからです。
2回目は、7月中旬に子房柄が伸び始めたころです。地中に埋まった子房柄に実をつけるので、しっかりと土寄せをするのが重要です。
収穫・保存
下枝、葉が黄色く枯れ始めたら収穫時期です。開花してから85~90日後くらい後になります。
株ごと引き抜いて収穫します。逆さにおいて乾燥させます。
塩ゆでして食べる場合は、乾燥させなくてもよいです。
害虫・病気
最も繁殖しやすい害虫は、アブラムシです。畝の周囲に銀テープを張ったり、シルバーマルチなどで予防しましょう。
もし、アブラムシが繁殖した場合は、希釈した石鹸水などを吹きかけると殺虫することができます。
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