草丈が高くなる野菜や蔓性の野菜を栽培する場合は、支柱を立てて誘引します。そうすることで風で倒れたり、折れたりすることを防ぎます。
支柱は、100円均一などで安く購入することができます。また、女竹や黒竹なども支柱として使うことができます。
支柱の立て方
直立式
最も基本的な支柱の立て方。一株ごとに、一本の支柱を立てる方法。

直立式(一本仕立て)
風に弱いので、支柱を横に通したり、斜めに筋交いを入れたりして補強すると良い。

直立式を補強
合掌式
2本の支柱を左右から交差させて上部で固定する方法。
交差部分に横に支柱を渡すとより強くなる。
2列で株を植える場合や小玉スイカを空中栽培する場合などにも使える。以下の画像は、小玉スイカを吊るすためにより補強用の支柱を多く入れている。(一般的に横に通す支柱は、上部のみでよい)

合掌式で小玉スイカを空中栽培
ピラミッド式
株の周りに、3本の支柱を立てて、上部で交差させて固定する方法。安定性は良いが、使用する支柱の数が多くなる。

ピラミッド式
三本仕立て
ナスなど、の栽培に用いる方法です。

三本仕立て
支柱の結び方
支柱の固定は、麻ヒモなどを使用する。決まった結び方はないが、緩まないようにしっかり結び付けよう。
誘引の方法

キュウリの誘引
誘引とは、野菜の成長に合わせて支柱にヒモを縛って、野菜の茎と固定する方法です。
いろいろなしばり方がありますが、支柱側をしっかり縛って、野菜側は緩めに縛るのが基本です。誘引用のクリップなども販売されています。
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