カボチャのコンパニオンプランツ一覧
相性が良い
長ネギ、タマネギ、マリーゴールド、エダマメ、トウモロコシ、ナス、オオムギ、クローバー、オオバコ、スズメノテッポウ
相性が悪い
ジャガイモ
病気予防
長ネギ
カボチャの苗と、長ネギを同じ植穴に植え付けるとカボチャの病期を予防することができます。長ネギの根に共生する細菌が抗生物質を出すことにより病原菌が減少します。また、ネギは過剰な肥料を吸収してカボチャの『つるボケ』予防にもなります。
カボチャの根に絡みつくようにネギを植え付けるのがポイントです。
タマネギ
収穫前のタマネギの畝に、カボチャを植え付けると効率よく畑を利用することができます。
タマネギの収穫時期は、5~6月くらいになりますが、5月頃にタマネギを1つ抜き取ってそこにカボチャの苗を植え付けます。カボチャ以外に地這いキュウリやゴーヤも可能です。
タマネギの後作は、長ネギと同様に土壌の病原菌が減少します。また、タマネギの栽培では肥料が残りやすいので、そのまま植え付けてもカボチャは良く育ちます。
マリーゴールド
ウリ科の野菜を栽培すると、土壌のセンチュウが増加します。マリーゴールドを混植することによりセンチュウの密度を減らすことができます。
カボチャの畝を囲うように、畝の端に40㎝間隔くらいで植え付けます。
空間の有効利用
トウモロコシ
カボチャは横に成長して、トウモロコシは縦に成長します。その為、混植しても互いによく育ちます。また、カボチャは窒素肥料が多いとつるボケしてしまいますが、トウモロコシが適度に窒素を吸収してくれるのでつるボケを予防してくれます。
トウモロコシを株間30㎝、条間50㎝で2条植します。トウモロコシの条間に80~100㎝の株間でカボチャを植え付けます。カボチャは、多少日陰になっても生育に問題はありません。
エダマメ
カボチャの畝の肩にエダマメを1列に植え付けると、スペースを有効に使うことができます。
ナス
カボチャを植え付けている株間にナスを植え付けると、カボチャの葉がナスの株元を覆って敷き藁の代わりになってナスが良く育ちます。ただし、どちらもセンチュウを増やす作物なので畝の肩にマリーゴールドも植え付けると良いです。
敷き藁の代わり
オオムギ
春になったら、カボチャの畝とその周囲にオオムギの種をばらまきをすると敷き藁の代わりになります。オオムギは、春に植えると背が高くならずに地表を広がります。種を蒔いた後はレーキなどで軽く土をかけておきます。
オオムギは、うどんこ病になることがありますがカボチャに伝染する心配はないのでほっておいてかまいません。
オオムギの代わりに白クローバー(シロツメクサ)やエンバクの種を蒔いても構いません。その他、勝手に生えてくる雑草としてメヒシバ、オオバコ、スズメのテッポウなども敷き藁の代わりになります。
相性が悪い
ジャガイモ
ジャガイモとカボチャを混植するとカボチャの生育が悪くなるといわれています。
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