ヒメイワダレソウ(リピア)をプランターで自家増殖してみた

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

芝の代わりの、グランドカバープランツとして、ヒメイワダレソウが人気があります。ヒメイワダレソウは、種が出ないので、植え付ける場合はポット苗を購入することになります。

ポット苗は、1つ200円程度とそれほど高額ではありませんが広い庭に敷き詰めたい場合は、たくさん購入する必要があります。

そこで、今回は少量のヒメイワダレソウを購入してプランターで増殖するという方法を試してみたいと思います。ヒメイワダレソウは成長速度がとても速いので自家増殖をした後に、庭に植え付ければ初期費用を抑えることができます。

ヒメイワダレソウの入手

園芸店でポット苗を入手するか、個人売買で入手する方法があります。

メルカリで、100本入りというのを800円くらいで落札しました。

封筒から、中身を取り出すとこんな感じです。

発送されたヒメイワダレソウの画像

送られてきたヒメイワダレソウ

総菜パックに湿らせたキッチンペーパーを置いてその上に抜き取ったヒメイワダレソウが詰め込まれています。8月上旬の熱い季節の発送なので、枯れてしまわないか心配でしたが大丈夫そうです。

植え付け

〔1日目〕

届いた、その夜に3ポットに植えなおしてみました。

3本くらいづつ、ポットに培養土を入れて植え付けます。24個くらい作れました。

ヒメイワダレソウをポットに植え付け

ポットに植え付け

〔3日目〕

ポットに植え付け3日後、葉が茶色く枯れてきました。猛暑の時期で、黒く小さなポットでは熱がこもりやすく土が直ぐに乾燥してしまうのが原因だと考えられます。

ヒメイワダレソウのポット苗が枯れてくる

一部枯れてくる

日当たりの良い場所、置いていたので真夏の炎天下でポットが熱くなって直ぐに土が乾燥してしまったためだと思います。

(根付くまでは、日陰で管理すべきでした。)

そこで、生き残っているものをプランターに移植しました。○○×○○のプランターに2~3本のヒメイワダレソウを10㎝くらいの間隔で植え付けます。

ヒメイワダレソウをプランターに移植

プランターに移植

〔10日目〕

プランターに移植して7日くらいたちました。しっかりと根付いて、少し成長してきました。

プランターに植え替えてからは、元気になったように感じます。また、地を這いながら横に増殖するのでポットではなくプランターや育苗箱などの広いスペースに植え付けたほうが成長が早いです。

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

プランターでの成長

〔17日目〕

さらに1週間経過しました。すさまじい成長速度です。プランターの半分くらいが、茎葉でおおわれてきました。

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

さらに成長

〔24日目〕

1週間後です。

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

全体がおおわれた

全体がおおわれてきました。茎葉を足で、踏んづけてやると密度がアップするそうです。

〔31日目〕

7日後です。

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

密度アップ

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

密度アップ

さらに密度が上がったようです。そして、茎も長く伸びてきました。

〔40日目〕

見た目の変化は少なくなってきました。

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

40日目

ヒメイワダレソウをプランターで増殖

40日目

この、増殖したヒメイワダレソウを分割させて、庭に植え付ければポット複数分になるでしょう。また、移植は春から夏にかけて行います。

ちなみに、ヒメイワダレソウは、冬になると、茶色くなり休眠してしまいます。

この状態で移植すると枯れてしまう恐れがあります。翌春に移植するようにしましょう。

ヒメイワダレソウが冬に茶色くなる

冬のヒメイワダレソウ

まとめ

今回は、ポット苗ではなく、数本ずつの植え付けを行いましたがかなりのスピードで増殖しました。密度の高いポット苗をプランターに植え付ければさらに早く増殖できると考えられます。

大量のポット苗が必要な場合も、自家増殖すれば低コストで広範囲のグランドカバーを施工することができます。

100均でプランターを購入して、庭の土か、安い培養土を入れればオッケーです。

 








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