ラッキョウは、ユリ科ネギ属の根菜です。原産地は、中国・ヒマヤラ山脈で寒さには強いが加湿に弱い性質があります。
畑の準備
- 砂地のような水はけのよい土壌が栽培に向いています。
- 植え付けの2週間程前に苦土石灰100g/㎡を撒いて良く耕します。
- 植え付けの1週間程前に堆肥2㎏/㎡、配合肥料100g/㎡を撒いて良く耕します。
- 1条植では、幅40㎝、高さ10㎝の畝を作ります。
(2条植えでは、幅80㎝で条間30㎝で植え付けます。)
ラッキョウの植え付け
植え付け時期は、8月~10月です。
鱗茎をひとつずつにバラし、尖ったほうを上にして3㎝くらいの深さに埋めます。
株間は、15~20㎝くらいです。2条植えの場合は、条間30㎝くらい離します。
植え付け後の管理
水やり
乾燥に強く、加湿に弱い性質があります。
水やりは、雨に任せておいて大丈夫です。
追肥
ラッキョウの芽が出てきたら1回目の追肥をします。50g/㎡の化成肥料を撒きます。
2回目の追肥は、翌年の2月頃です。同僚の化成肥料をばらまきます。
土寄せ
栽培期間が長いので、周囲に生えてくる雑草などは抜いてやります。
春になって、葉が増えて大きくなったら、葉の分けつ点まで土寄せします。
成長に合わせて収穫までに3~4回ほど土寄せを行います。
ラッキョウの収穫
収穫は、翌年の6~7月になります。
葉が枯れて、晴天が続いたときにスコップで掘り起こします。収穫後は、葉と根を切って保存します。
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