ゴマは、ゴマ科ゴマ属の果菜に分類されます。原産地は、熱帯アフリカやインドです。高温で水はけのよい土壌が栽培に向いています。
畑の準備
連作障害があるので3年は休栽します。
- 植え付けの2週間前に、1㎡あたり苦土石灰100g撒いてよく耕します。酸性を嫌います。
- 植え付けの1週間ほど前に、1㎡当たり2kgの堆肥、100gの配合肥料を撒いてよく耕します。
- 幅70㎝、高さ10㎝の平畝を作ります。(2条植えの場合)
ゴマの種まき
0.5~1㎝の溝を作り1~2㎝間隔ですじ撒きします。条間は30㎝くらいにします。
発芽率は、低いので多めに撒くとよいです。
植え付け後のゴマの管理
ゴマの水やり
ゴマの間引き
草丈が10㎝くらいで、株間10㎝くらいに間引きします。
草丈が20㎝くらいになったら2回目の間引きをします。株間20㎝くらいになるようにします。
追肥
追肥は、花が咲き始めたら行います。株の周囲に1㎡あたり50g程の化成肥料を撒きます。
追肥と同時に土寄せします。
収穫・保存
収穫の目安は、葉の色です。下葉が黄色味がかり、サヤが開きかけてゴマの粒が見えてきます。
株の元からハサミ又はカマで刈り取ります。刈り取ったゴマは、適当にまとめてひもで縛って、2週間ほど乾燥させます。
乾燥したら、きれいなシートを敷いてその上にゴマを叩きつけます。叩きつけると弾けたゴマが取り出せます。
取り出したゴマは、2~3回水に入れて洗い、浮いたゴミを取り除きます。ゴマが水を吸わないように手早く行うのがポイントです。
その後、ゴマを乾燥させて保管します。
害虫・病気
ゴマの害虫は、根切り虫とアブラムシです。アブラムシは植え付け後から、シルバーテープ、シルバーマルチ、防虫ネットなどで予防します。
根切り虫が多い畑の場合は、殺菌剤などを散布して予防しましょう。
農薬としては、○○があります。
最後に
ゴマは栽培自体は、容易ですが収穫後にゴマを選別するのに手がかかります。
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