サツマイモのコンパニオンプランツ一覧
相性の良い野菜
赤ジソ、エダマメ、つるなしインゲン、つるなしササゲ
相性の悪い野菜
ナス、キャベツ、レタスなど肥料が残りやすい野菜の後作
害虫予防・生育促進
赤ジソ
サツマイモは、葉・茎にアゾスピリラムという共生菌が付き、窒素固定を行います。その為、肥料分が少ない土でよく育ちます。逆に、肥料が多いと「つるぼけ」をして、実の生育が悪くなります。
サツマイモを植え付けた、株間に赤ジソを植え付けると余分な肥料を吸収してくれるのでサツマイモのつるぼけを防いでくれます。
また、サツマイモの実は「アカビロードコガネ」の幼虫に食害されることがありますが、赤ジソの赤い葉はアカビロードコガネの成虫を寄せ付けない効果があり、イモの食害を予防することもできます。
空間の有効利用
マメ科の野菜
やせた土地でのコンパニオンプランツには、マメ科の野菜が向いています。「エダマメ、つるなしインゲン、つるなしササゲ」などをサツマイモを植え付けた株間に植え付けると土地の有効利用ができます。ただし、肥沃な土地の場合は、豆科の野菜の根粒菌の窒素固定により「つるぼけ」の恐れがあるので注意しましょう。
その場合は、サツマイモの株間ではなくて少し離れた通路などに植え付けると良いです。
相性の悪い野菜
サツマイモは、やせた土地での栽培が向いているので前作で肥料をたくさんを与えるような野菜を栽培してた場合は、注意が必要です。追肥が多いナス、トマト、キャベツ、ブロッコリーや、栽培期間が短いレタスなどの後は、畑に肥料分がたくさん残っている恐れがあります。
サツマイモを育てる前に、葉野菜を栽培して畑の肥料分を減らしておくと良いです。
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