スイスチャードは、アカザ科フダンソウ属の葉菜です。原産地は、スイスなど地中海沿岸部で暑さに強く、寒さにも比較的強いです。
4月~10月まで種まきできます。収穫は40日くらいで、12月頃まで収穫できます。
畑の作り方
- 苦土石灰150g/㎡を撒いてよく耕します。酸性土壌を嫌うので注意。
- 堆肥2㎏/㎡、配合肥料150g/㎡を撒いてよく耕します。
- 幅80㎝、高さ10㎝の畝を作ります。(2条植えの場合)
スイスチャードの種まき
種は固く、発芽率が低いです。一晩水につけて柔らかくしておくと発芽しやすくなります。
株間20~30㎝、条間60㎝くらいで点まきします。一つの穴に、3~5粒程撒いて埋め戻します。
植え付け後の管理
水やり
発芽までは、表面が乾燥したら定期的に水やりをします。
発芽後は、雨に任して大丈夫です。比較的乾燥した環境が生育に適しています。
間引き
双葉が出てきたら3本、本葉が2~3枚で2本、本葉5枚で1本に間引きします。
追肥
本葉が5枚(最後の間引き)の時に追肥をします。1㎡当たり30g程の化成肥料を畝の周りに撒いて土寄せをします。
収穫
草丈が20~30㎝くらいになったら株ごと引き抜いて収穫します。外葉からちぎって収穫すると、長い期間収穫できます。
暖地では、冬越することができます。翌春からまた収穫できます。
害虫・病気
アブラナ科野菜と比べると害虫は尽きにくいです。しかし、アブラムシ・ハダニ・ヨウトウムシなどがつくことがあります。
害虫被害がある場合は、トンネル支柱を立てて防虫ネット・不織布でカバーすると良いでしょう。
また、湿った環境で育てると立ち枯病などの病気にかかることがあります。
最近のコメント