カブの育て方

カブは、アブラナ科アブラナ属の根野菜です。

地中海沿岸や中央アジアが原産地で、「寒さに強く、暑さ・乾燥に弱い」性質があります。

3月中旬~5月頃に種まきする春まきと、9月上旬~下旬に種まきする秋まきで栽培できます。

畑の準備

  • アブラナ科野菜なので連作障害・根コブ病に注意して、植え付け場所を選びます。
  • 植え付けの2週以上前に、苦土石灰120g/㎡を撒いて良く耕します。
  • 植え付けの1週間ほど前に、堆肥1kg/㎡、配合肥料150g/㎡を撒いて良く耕します。
  • 幅80㎝、高さ10㎝の平畝を作ります。
  • 秋まきでは、黒マルチなどをしいておくと生育が良くなります。
  • 春まきでは、害虫予防にトンネル支柱を設置して虫よけネットをします。

カブの種まき

小カブの場合は、条間15㎝、株間15㎝くらいで点蒔きします。大カブの場合は、条間30㎝、株間30㎝くらいで点蒔きします。

空き缶の底を押し付けて0.5㎝程の溝をつくり、1ヵ所当たり5~8粒程種を蒔いて埋め戻します。

植え付け後の管理

水やり

発芽するまでは、2~3日に1回ほど水やりをして土を湿らせます。

基本的に、雨に任せたので大丈夫です。ただし、乾燥には強くないので日照いてしなってきた場合は水やりをします。

間引き

小カブは、本葉2~3本で2本に間引きします。

本葉5枚くらいで1本に間引きします。間引いた小さなカブは、葉ごと食べることができます。

(※きれいなカブを収穫したい場合は、早めに1本に間引きします。)

カブの収穫

収穫の目安は、根径です。

小カブは根径5㎝、大カブは根茎15㎝くらいで収穫します。








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