ライムギ、円麦の育て方(緑肥用)

ライムギの実の画像

畑の緑肥や敷き藁を作る為に、ライムギや円麦の栽培は有効です。

キタネグサレセンチュウなどのセンチュウ類を減らす効果もあるようです。

今回は、円麦とライムギの栽培方法を紹介します。

円麦とライムギの違い

まずは、円麦とライムギどちらを植えようかという方の為に、それぞれの特徴を紹介します。

円麦、ライムギ共にキタネグサレセンチュウを抑制する効果があります。大きな違いは、成長した時の背丈と実の形状くらいです。

ライムギの方が一般的な小麦や大麦のような形状です。

円麦

円麦(エンバク)

ライムギの実の画像

ライムギ

ライムギは、2m前後まで大きく成長します。円麦は、1.5mくらいまでにしか成長しません。限られた土地で、たくさんの緑肥を作りたいならライムギが向いています。

逆に、ライムギは背が高くなりすぎて他の作物が日陰になって困るという場合は、円麦を植え付けたらいいのではないでしょうか。

(マルチ用(防草用)の麦としては、50cmくらいの背丈にしかならない麦もあります。)

種の入手

ライムギ、円麦は、一般的なホームセンターなどでも販売されています。5㎡分で300円くらいです。ライ太郎という品種が成長が早くお勧めです。

たくさん購入する場合は、インターネットで購入したほうが安価です。

ライムギの種の画像

ライ太郎

ライムギ⇒
円麦⇒

畑の準備

栽培する場所は、特に選びません。栄養を吸収する能力が高い為、やせた土地でもよく育ちます。

日当たりが良く水はけの良い場所での栽培が向いていますが、家の西側や東側などの半日光が当たれば育ちます。

10~15cmの高さで畝を作り、10cmの条間ですじ播きをします。

ライムギの植え付け画像

畝に溝をつくる

種は、1cm間隔ですじ播きをして、2~3cmの深さに埋めて上から覆土します。覆土していないと鳥に食べられてしまします。

ライムギの植え付け画像

すじ播きする

麦の収穫

種植えから、3ヶ月くらいで収穫時期になります。緑肥として使いたい場合は、種ができるまでにすき込んでしまうと良いでしょう。

種植えから1か月後のライムギ

植え付けから1か月後

ライムギ植え付けから2か月後の写真

植え付けから70日

ライムギ植え付けから3ヶ月の画像

植え付けから90日

刈り取る場合は、カマでねもとからかきとります。








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