ズッキーニの育て方

ズッキーニは、ウリ科カボチャ属に分類されます。アメリカ南部、メキシコ北部が原産地です。

乾燥に強く、温暖な気候が生育に適します。

畑の準備

  • 連作障害はありません。水はけのよい土壌が栽培に向いています。
  • 植え付けの2週間ほど前に、苦土石灰100g/㎡を撒いてよく耕します。
  • 植え付けの1週間ほど前に、堆肥4㎏/㎡、配合肥料120g/㎡を撒いてよく耕します。窒素肥料が多いと、茎葉が茂って実がつきにくくなります。
  • 幅60㎝、高さ10㎝の畝を作ります。
  • 可能であればマルチを敷きます。
  • 畝の中心に30㎝間隔で、垂直に支柱を立てます。

苗の準備

セルトレイまたは、3号ポットに培養土を入れて種まきします。セルトレイでは、本葉が出てきたら3号ポットに移植します。

徒長させないために

徒長させないためには、光・温度の管理が重要です。
発芽までは、25~30℃程に保ち、発芽後は20~25℃程に保ちます。

夜は、気温を下げますが3℃を下回らないようにします。
☆夜の高温、夜の水やりが徒長の原因になりやすいので注意します。

 

植え付け

5月頃になり、本葉が4~5枚になったら植えつけます。

支柱の元に、60㎝間隔で苗を植え付けていきます。苗は、支柱に誘引します。

苗の植え付け後は、たっぷりと水やりをします。

植え付け後の管理

水やり

植え付け後は、2~3日に1回水やりをします。その後は、雨に任せたので大丈夫です。

人工受粉

雌花と雄花が別々に咲くので人工授粉が必要です。

早朝に、雄花の花弁を摘み取って雌花の柱頭に押し付けて受粉させます。

収穫・保存

実が20㎝くらいになったら収穫します。開花から4~5日後です。切り口から腐りやすいので、切り口が乾燥するように天気の良い日の午前中に収穫すると良いです。

採り遅れると、一気に肥大して樹に負担がかかります。収穫が遅れないように注意します。

収穫した実より下にある葉は、病気になりやすいので葉の茎から切り落とします。

害虫・病気

害虫

ウリハムシ、アブラムシなどに食害されることがあります。

うどんこ病

カボチャと同じで、うどん粉病が発生しやすいです。

通常のの葉の模様と、うどん粉病の葉は、見間違えやすいので注意します。








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